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#組織デザインを考える

2023.7.22
コミットメントの解剖学:プロスポーツ監督から学ぶリーダーシップの質
「組織コミットメント」:古くからの概念が示す新しい視点 「組織コミットメント」という概念は組織行動の研究分野で古くから語られており、新鮮さを感じにくいかもしれません。しかし、組織や人々の課題を解決したいと思うならば、この... more
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2022.8.25
その規則は何のため? -不確実性回避の高い文化における組織の作り方-
個人が最大限に活きる組織はどうすれば出来るのか? 個人的に、組織の中で個人が控え目になってしまう状況が好きではありません。 「自分の意見を言う前に決まった通りやってくれ」とか「言いたいことはわかったけど、ここではそういう... more
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コラム組織デザインを考える自己効力感とモチベーションを上げる
2022.8.12
会社の高すぎる権力格差が、個人の気力を阻害する?
日系大企業は権力格差が高め? 権力格差という文化の次元があります。これは権力を持っていない弱い人達が、権力の不平等な分布に関してどのように考えているかという文化差を示す次元です。 権力格差が高い場合は、「権力が不平等なの... more
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2022.5.11
明治維新から学ぶべきはリーダーシップよりフォロワーシップ?
武家屋敷の沢山の夏みかん 先日、旅行で山口県の萩をプラプラしてて、萩城の城下町の武家屋敷跡に夏みかんが沢山なっているのを見ました。調べると、明治初期に武家階級が困窮していった際に、収入を補う手段として柑橘類を武家屋敷の庭... more
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2022.4.19
日本はなぜこうも「しがらむ」のか?- 社会における人々の適応戦略という視点
山岸先生の高校生への語り口 ホフステードの国民文化の研究は、社会心理学の領域に留まらず、経営学等様々な分野で引用され、またアカデミアではない企業などの一般の社会活動の中でも参照されています。 多くのアカデミックな研究は、... more
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2020.9.28
「社長がワンマン」は問題か?
「社長がワンマンで・・・」というコメントが続出する組織 先日、組織変革プロジェクトの案件で、とある企業様の商談に行きました。競争環境が変わる中で、新規商品の企画力を高める必要があり、その打ち手の一つとして商品開発フローの... more
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2020.7.1
機能性の高い組織デザインの考え方
最近の流行りからみると珍しい本 個人的にファンである一橋大学の沼上幹教授の組織デザインに関するご著書。 組織変革のプロジェクトを仕事にしている為、組織と人材に関する本は良く読むのですが、私の本棚に並んでいる組織関係の本の... more
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2020.6.17
日本人は褒めると伸びない?フィードバックと日本的雇用の深い関係
日本人は褒めるのが下手である ちょっと前に、ある大手日本企業クライアントのグローバル人事担当の方と話をしている時に、「うちの日本人管理職は人を褒めるのが本当に下手で・・・」という話を聞きました。外国人メンバーをマネジメン... more
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2019.6.4
トルシエ監督のリーダーシップはなぜ評価されたのか?
リーダーシップとは何か? 折に触れて思うことではありますが、 「リーダーはこういう行動をとるべきだ」 「これからの時代のリーダーはこういう人だ」 といった言説を聞くと、「ほんとかな?」と思います。特に、「トップダウン型の... more